ドリル製作所Drill Seisakusho
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解く教材が、なかった。

救急救命士の学生だった頃、とても戸惑ったことがあります。
分厚いテキストがあり、問題集があり、講座もある。けれど、本番と同じ形式で「解く」ための教材が、どこにもありませんでした。

当時は、携帯やブラウザで解ける教材も公開されていませんでした。電車での移動中に解くこともできない。机に向かえる時間だけが勉強の時間で、それ以外の時間はただ流れていく。困っていたし、正直、納得もできませんでした。

その後、人事・労務の仕事に就き、給与計算の検定を受けようとして、同じ壁にぶつかりました。読む教材はある。解く教材がない。資料を引いて計算する感覚は、手を動かさないと身につかない。それを試験当日に初めて経験する受験者が大半だと知って、今度は自分で作ることにしました。

ドリル製作所は、そうやって立ち上げた小さな工房です。

作るのは、本試験形式のオリジナル問題集。
1問ずつ書き起こし、計算は機械で検算し、誤答の理由まで解説を書く。派手なことは何もありませんが、受験者が「解けるまで」に付き合う教材を、ひとつの試験ずつ増やしていきます。

学び方も、働き方も、これからますます多様になっていきます。どんな環境にいる人でも、手のひらの中で本番と同じ演習ができること。

それは、その人の可能性が広がるということだと思っています。その可能性のために、製作所を始めました。
たくさんの人の可能性が広がる未来になることを祈っています。

ドリル製作所
代表 藤井祐太朗